
3Dスタジオゼロの社長さんと営業部長さんが来社されました。
この会社は最近3Dプリンターでよくメディアに出てます。
3Dプリンターとは、CGのデータや特殊なカメラで撮影したデータから、本物に近いメロンや
人の顔等が出てくる魔法の箱。
石膏に接着剤を混ぜたものを積層化して立体物がプラモデルのように自動的に出来上がる。
「Contex DESIGNmate Cx」という世界最速、世界唯一の高品質フルカラー3次元プリンター
を使用している。
今話題のお台場ガンダムの木型の元になる型も作ったそうです。文化財の薬師如来の
実物カラー模型も作ったそうです。
これを使えばいろいろな等身大フィギュアが作れます。

建築分野で使えないか、サンプルを見せてもらいました。

この家はCADデータから印刷(自動造形)したものです。1/100スケールで、色もデータを元に
自動的につけられています。
驚いたのは右のギア模型。ギアが動きます。組み立て工程は一切なく、隙間までデータ通りに
出来るため下から粉を積層状に積み上げただけで、色もギアの表面1mm程度でついてます。

この模型は各階ばらせるようになっていて、中の色もついてます。
CG用のデータが出来ていれば、中の家具でも建具でも、色付きで出力できます。
これは1、2階、屋根を同時に出力して2、3時間でできるそうです。
価格は1/100スケールの住宅程度で5万円くらいだそうです。

長所は、データさえあれば数時間で自動で色付き模型が出来上がること。
逆に言えば、CGデータの精度でどんなものでも作れます。
短所は原料がおもに石膏なので、水に弱いこと。ガンダムの木型をタイで作成するのに、
元となる3Dプリンターで出力した模型を送ったところ、現地の人が知らずに水に漬けて木型
をおこそうとしたらしく、溶けてなくなってしまった、という笑い話も聞きました。
あとは、コストが住宅レベルでは1/50スケールだとまだ高いのと、素材が石膏なので
窓等透明な表現ができないこと。
ただ工夫次第、使い方次第では使えそうです。
大規模物件の金物のモックアップ等には合いそうだし、逆に都市レベルの模型のたくさんの
住宅などにはよさそうです。
基本的にうちの事務所では物件すべてCGデータを作ってるので、いろいろ使い方を考えて
使ってみたいと思います。

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